赤ちゃんにつかうせっけん・シャンプー
赤ちゃんの肌はデリケート
プルプルな赤ちゃんの肌でも、大人よりも表皮が薄くデリケートなので、せっけんやシャンプーには低刺激のものや無添加のものなどを選んであげましょう。
ベビー用せっけんである必要は？
刺激の少ないせっけんやシャンプーであれば大人用の普段使いものものでも大丈夫だそうですよ。（参考：石けん百貨Q&A）
せっけんとシャンプー（液体せっけん）の違いって？
固形せっけんは苛性ソーダでけん化してつくり、液体せっけんは苛性カリでけん化（中和）してつくります（参考：牛乳石けんQ&A）。固形せっけんは脂肪酸ナトリウムという物質から出来ていて、液体せっけんは脂肪酸カリウムで出来ています（参考：石けん百貨Q&A）。
シャボン玉せっけんでは、固形・粉せっけんは動物性油脂を原料にし、液体せっけんは植物性油脂を原料にしているそうです。どちらかというと原料の牛脂が特に肌にやさしいということからどちらかというと固形の方が肌にいいそうです（参考：シャボン玉せっけんQ&A）。泡立ちの面では、植物性の方が優れています。
無添加のせっけんがオススメ。大人にも。
赤ちゃんにはいいものを、という感覚もありますけど、どうせなら家族で安心できるものを使ったほうがいいですね。より肌にいいものは固形せっけん、泡立ちや使い勝手を優先するのならば泡で出るタイプのものをオススメします。
商品 |
メーカー |
特徴 |
| シャボン玉せっけん | 無添加自然派せっけん。 | |
| パックスベビー | 赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトイルオレイン酸を多く含むマカデミアナッツ油に、ハイオレイックヒマワリ油、パーム油、パーム核油を使用した植物性のベビー石鹸です。 | |
| ミヨシ | 「無添加せっけん 泡のボディソープ ポンプ500ml」を、ベビー用にアレンジ。刺激のおだやかな泡でやさしく洗えます。 | |
| サヴォンドマルセイユ | 伝統的なマルセイユせっけん。大きいので切って使います。結構長持ちします。 |
合成洗剤は使わないほうがいい？
合成洗剤とは・・・動植物が原料であっても脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウム以外であれば、合成界面活性剤使用の合成洗剤です（参考：シャボン玉せっけんQ&A）。
浸透性が強く、分解性に優れないため、出来れば合成洗剤でないものを選んだ方がよいという事になります。
合成洗剤の見分け方
洗濯用の洗剤や台所洗剤には明確に合成洗剤と表示がありますが、浴用のシャンプーやせっけんには分かりづらい表記しかありません。
シャボン玉せっけんのQ&Aに合成界面活性剤の種類が書いてありましたので以下に引用します。
【石けんの界面活性剤】
陰イオン系
・脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム
【合成界面活性剤】
陰イオン系
・アルキルベンゼンスルホン酸塩（ABS）・・・ 洗濯用洗剤，台所用洗剤，住居用洗剤
・アルキルベンゼンスルホン酸塩（ABS）・・・ 洗濯用洗剤，台所用洗剤，住居用洗剤
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩（LAS）・・・ 洗濯用洗剤，台所用洗剤，住居用洗剤
・高級アルコール硫酸エステル塩（AS)・・・ シャンプー，洗濯用洗剤，歯磨き
・アルファスルホ脂肪酸エステル塩（α-SFE）・・・ 洗濯用洗剤
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩（AES)・・・ シャンプー，洗濯用洗剤，台所用洗剤
・アルキル硫酸トリエタノールアミン・・・ シャンプー
非イオン系
・脂肪酸ジエタノールアミド・・・ シャンプーの洗浄力・起泡力増強剤
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル（AE）・・・ 洗濯用洗剤，住居用洗剤，乳化剤
・ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル（APE）・・・ 乳化剤，洗濯用洗剤
陽イオン系
・アルキルトリメチルアンモニウム塩・・・ リンス，帯電防止剤
・ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド・・・ 柔軟剤
・塩化ベンザルコニウム・・・ 消毒剤
両性イオン計
・アルキルカルボキシベタイン・・・ 台所用洗剤やシャンプーの洗浄力増強剤，増泡剤，工場用
なお、シャボン玉せっけんの成分は、石ケン素地です。
固形せっけんが泡立ちづらい時は泡立てネット！
私も使っています。誰でも簡単に泡が立ちますし、かえってないと不便なほど。安く売ってるものなので買って損はありません。
参考サイトなど
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